最近、弁護士や司法書士に以前闇金解決を依頼した方が再度闇金問題の相談をすることが増えています。

 

これは、一度問題を解決した後に、再び別の闇金から借りてしまったということです。

 

通常は、相談時に「以後闇金とは関わりを持たないこと」を約束しますが、残念ながらこの約束を破ってしまう方が毎月のようにいます。

 

しかし、約束に反しているからといって再依頼を一切受けないと、相談者は闇金の脅威に晒されたままになってしまいます。

 

そのため、闇金に強い弁護士や司法書士は闇金の取り立てを止める再依頼も基本的に受けてくれますが、以下のような例外的なケースについては断わられることもあります。

 

 

この対策で、闇金に強い弁護士や司法書士は相談者が安心して再度相談できる環境を整え、闇金の問題を根本から解決するための支援をしてくれます。

闇金と縁を切る意思がない

闇金と縁を切る意思がない方は、対応してくれません。

 

闇金に強い弁護士や司法書士は闇金との取引を完全に終わらせたいという方を支援しています。

 

そのため、反社会的勢力である闇金業者との良好な関係を続けたいという要望にはこたえてくれないのです。

 

意外かもしれませんが、以下のような理由で一部の業者との取引を続けたいと考える方もいます。

 

 

お気持ちは理解できますが、このような考え方は最終的にはご本人のためになりません。

 

たとえ金利が低く感じられても、闇金の金利は依然として法外であり、経済的に厳しい状況に追い込まれることは明らかです。

 

また、恐怖心から取引を続けることは冷静な判断とは言えず、結果的に悪循環に陥る可能性が高いです。

 

このような場合、闇金に強い弁護士や司法書士の理念に反するため、断られます。

闇金にお金を支払って解決したい人

最近、闇金と和解したいという相談が多く寄せられています。

 

元金だけでも返済したいという方や、闇金の言い値で和解したいという要望もあります。

 

しかし、極めて例外的な特殊なケースを除き、闇金専門の弁護士や司法書士は闇金への金銭の支払いを伴う和解は行っていません。

 

実際、まともな事務所であれば、闇金へ支払いを伴う和解を推奨することは通常ありません。

 

まず、最高裁の判例に反するためです。判例によれば、闇金には元金を含め一切返済義務がないとされています。

 

義務がないにもかかわらず、お金を支払わせるような和解を行うことは法的に不適切です。

 

「お金を払わないと取り立てが止まらない」などと説明して依頼者を説得する事務所もあるようですが、これはまるで闇金の取り立てを代行しているかのようで問題があります。

 

さらに、和解をしたとしてもその和解が後に反故にされない保証がありません。

 

闇金業者の多くは虚偽の住所や氏名を使用しているため、和解に信頼性がないのです。

 

闇金側には、和解を守るインセンティブがなく、約束を破ることに躊躇しません。

 

実際、「ある事務所に間に入ってもらって闇金と元金和解をしたが、結局和解金を支払った後も取り立てが続いた」という相談は珍しくありません。

 

守られる保証が全くない和解は避けるべきです。

 

闇金問題を解決するためには、金銭の支払いを伴わない形での対応が重要です。

奥野 正智

大阪司法書士会第2667号

簡裁認定番号第312416号

 

ウイズユー司法書士事務所は、闇金問題に一度対処したものの再び被害に遭ってしまった方々も対策してくれます。

 

2回目以上の闇金相談に対しても迅速に対応してくれます。

 

依頼者が再び同じ過ちを繰り返さないよう、必要なアフターケアも万全。

 

さらに、ウイズユー司法書士事務所では、闇金業者との完全な決別を目指しています。

 

依頼者が今後一切闇金と関わらないようにするためのサポートもしてくれます。

 

 

闇金に強い弁護士や司法書士の相談先は下記のページにもまとめております。

 

参考になれば幸いです。