スマホで勧誘する090金融は闇金の可能性が高い。手口や被害事例

090金融とは携帯電話・スマホのみでやり取りをする金融業者のことで日本でよく使われる闇金の手口です。

 

 

よく電柱の貼り紙や新聞に電話番号が記載されていますよね。

 

思わず借りてしまった

 

知らないけどいつの間にか借りていた

 

という被害者もおられます。

 

ここでは090金融の手口と解決方法を解説していきます。

 

 

090金融は100%違法な闇金

携帯1本と銀行口座があればカンタンにお金の貸し借りができるので、最近はとくにインターネットの闇金掲示板やWEBサイトから申し込むパターンが主流です。

 

個人間融資ともいわれていますね。

 

ここで強くお伝えしたいのが携帯電話での取引は100%違法業者です。

 

 

携帯番号でお金を貸すという商売をすること自体が違法です。

 

必ず固定の電話を持たなければならないという決まりがあり、広告をだすにも固定電話をのせなければなりません。

 

また携帯電話で融資をしますので無登録業者ですしまた事務所もない場合が多いです。

 

審査も簡単で、お金がどうしても必要で、手を出してしまいがちなのは私も債務整理経験者ですからよくわかります。

 

たとえ2〜3万円の融資でも手を出さないようにしてください。

 

 

借りたい気持ちはよくわかります。

 

なにかしらのトラブルになったときもおそらく事務所などないでしょうから、証拠をつかめなく、解決にてこずることも多々あります。

 

090金融の手口や被害例

電柱の張り紙で勧誘

普段気づかないですが、注意してみると電柱などに「ブラックでも即日融資可能」などいう張り紙を見かけることがあります。

 

*こんな張り紙です

 

これはほぼ違法貸金業者や闇金と思って間違いありません。

 

街頭広告は、090金融の古典的な勧誘手法の一つです。

 

電柱や空き地の壁に「お金貸します!」「即日融資!」といった甘い言葉を使った貼り紙を貼りつけます。

 

連絡先には業者名と携帯電話番号しか載っておらず、これは間違いなく090金融のものです。

 

正当な金融業者は、このような怪しい勧誘方法を使用しません。

 

お金に困っている時には、こういった貼り紙が「救いの神」のように見えるかもしれませんが、利用してしまうと返済地獄に陥ってしまいます。

 

決して連絡することはせず、警察や消費者センターへ相談することをおすすめします。

 

ダイレクトメールで勧誘

注意が必要なのは、ダイレクトメールを使った勧誘手口です。

 

闇金業者である090金融は、名簿業者から多重債務者の個人情報リストを入手し、大量のダイレクトメールを送りつけています。

 

また、自己破産をした人の住所や氏名などが官報に掲載されるため、闇金は官報から情報を得て勧誘を行います。

 

 

官報は誰でも閲覧できる機関紙であり、闇金はブラックリスト入りしてお金を借りられない人を見つけ出し、ダイレクトメールで勧誘します。

 

勧誘の文言は「ブラック歓迎」「審査不要」「即日融資」などの甘い言葉が使われますが、無視するようにしましょう。

 

もし怪しいダイレクトメールが届いた場合、絶対に連絡をせず、無視することをおすすめします。

 

チラシで勧誘

新聞などのチラシで今でも頻繁に勧誘しているのをよく見かけます。

 

 

たちが悪いのは、パッと見た感じ正規の資金業者を装い、いざ電話して融資してほしいと伝えると

 

「〇〇さんごめんね。審査に通らなかったよ。けど知り合いで融資してくれそうな業者あるんだけど紹介しようか?」

 

と闇金業者を紹介する悪質な手口もあります。

 

 

くれぐれも気を付けたいものですね。

 

インターネット・SNS

090金融の勧誘は、Twitterや他のSNS上でも行われていることがあります。

 

ハッシュタグ「#個人融資」、「#ブラックOK」、「#お金貸します」、「#お金に困っている人は連絡ください」などが使われ、ソフト闇金や090金融の勧誘が行われる場合があります。

 

SNS上では危機管理が不十分であるため、融資条件を装って個人情報を聞き出すことがあるかもしれません。

 

しかし、個人情報を提供すると、携帯電話契約などで悪用される可能性があります。

 

さらに、融資以外にもトラブルに巻き込まれる可能性があるので、注意が必要です。

電話から直接営業してくることがある

借りるつもりがなくてもどこからか電話番号を仕入れ、融資の勧誘をするケースもあります。

 

携帯電話の番号はおそらく違法なルートで手に入れたものでしょう。

 

融資条件も免許証や保険証などの本人確認もいらず、名前・住所・勤務先・口座番号があればたいてい審査が通ります。

 

そして、勝手に口座に振り込んできます。

 

これを押し貸しといいます。

 

「お金貸したでしょ?〇〇円返してくれない?」とかなりド肝を抜かれるくらいの利息がついた返済金額を提示されます。

 

正直このようなお金は返す義務はありません。

 

 

オークションなどで個人情報だけを抜き取られ、勝手に口座に振り込まれたという手口もあります。

 

このように電話での営業はほぼほぼ100%違法な貸金業者の可能性が高く、高金利で貸し付けてくるので、絶対に借りないようにしましょう。

 

とはいってもオークション被害のように勝手に振り込まれたという被害者もおられます。

 

押し貸しの解決方法は

 

「【ヤミ金被害】闇金業者から勝手に押し貸し(振り込み)された時の解決方法」

 

に詳しく書きました。

 

勝手に保証人にされていた

誰かが090金融から借りていて、返せなくなって借りてもない自分に取り立てがくるケースです。

 

融資の際にあなたの連絡先を090金融に伝えたのでしょう。

 

 

たまったものじゃないですね。

 

こうなると一人で解決するのは困難ですので、090金融に強い専門家に相談されることをおすすめします。

090金融の借金は返済する必要なし

090金融といったヤミ金業者の本質は、顧客から法外な利息を受け取ることにあります。

 

一般的にヤミ金から借りた場合の利息は、年利に換算すると数百%以上(最悪の場合には年1000%以上)という、法外な金利になります。

 

このような金利は、法律で定められている上限金利(年20%)を遥かに超えており、利息については支払う必要がないということになります。

 

ヤミ金からの借金は、法律に違反しているため、返済する必要がありません

 

具体的には、ヤミ金から借り入れた場合の利息が法外な場合や、不当な目的で金銭の貸し付けを行った場合などが該当します。

 

最高裁判所は、こうした不法原因給付に該当する場合、元金についても返済する必要がないという判断を下しています。

 

つまり、ヤミ金からの借金に対しては、返済する必要がない場合があることになります。

 

ただし、具体的に自分が該当するかどうかは、弁護士に相談することが必要です。

 

そもそも闇金の借金は完済できない仕組みになっている

ヤミ金が完済を難しくする主な理由は、利用者から長期間にわたって利息を引き出し続けることを狙っているからです。

 

ヤミ金は、元本に非常に高い利息を設定し、返済しても借金が減らないように仕向けます。

 

債務がどんどん膨らみ、資金不足に陥った利用者は、利息の支払いに追われ、元本の返済まで手が回らなくなってしまいます。

 

その結果、完済したいと思ってもできず、ヤミ金業者の言いなりになって、利息だけを支払い続けることになってしまいます。

 

そして、利息だけを支払い続けるうちに、元本が膨らみ続け、利用者が払えなくなってしまうことも珍しくありません。

 

闇金業者にとって上質な顧客は、少額でも毎月真面目に利息を支払ってくれる人たちです。

 

彼らに対しては、闇金業者は親切なふりをして、別の闇金業者を紹介して借金を繰り返させます。

 

紹介される闇金業者は、同じグループ内の系列店であることが多いです。

 

つまり、闇金業者、ソフト闇金業者、後払い現金化業者など、複数の店舗を運営することで、客単価を上げて利益を増やそうとしています。

 

利息を返済できない場合には、系列の闇金業者を紹介してお金を借りさせ、そのお金を返済に当てさせます。

 

このようにして、借金を抱え込ませ、逃げられないようにするのも、系列店を持つ闇金業者がよく使う手段です。

 

その結果、借金が10社以上になってしまったという方も少なくありません。

警察は基本的に被害があってから動く

警察は取り立てだけでは動いてくれず、暴力を振るわれたなど被害が出たときにはじめて動きます。

 

 

警察に闇金の相談したいけど実際どうなの?警察は民事不介入という原則があるの記事に理由を詳しきましたが、

 

警察にも限界があります。

 

090金融側も警察が来ても動じることはなく、たとえ相談したとしても業者側は「こいつらが金返さないんですよ」という姿勢ですし、警察側も「返すものは返さないといけない」という態度です。

 

この事実はYahoo知恵袋で確認できます。

 

ヤミ金被害を警察に相談しても、解決できない場合が多いことにも注意が必要です。

 

たとえば、警察に相談しただけでは、担当者によっては何もしてもらえないこともあります。警察は相談だけでは捜査に着手できないためです。

 

また、被害届を提出しても、すぐにヤミ金業者が摘発されるという保証はありません。

 

ヤミ金業者は無店舗で営業し、スマホや銀行口座も他人名義であるため、摘発するのは簡単なことではありません。

 

さらに、警察に被害届を提出した場合でも、「警察に相談したことへの報復」として嫌がらせが激しくなるリスクがあることもあります。

 

そのため、警察に相談する際には、自分自身や家族の安全についても考慮した対応が必要です。

090金融の取り立てや嫌がらせは司法書士が解決

もし090金融の取り立てや嫌がらせで悩まれているなら090金融に強い司法書士に相談することをおすすめします。

 

最も安全に090金融のようなヤミ金からの借金を解決する方法は、弁護士に対応を依頼することです。

 

弁護士が介入することで、ヤミ金業者はあきらめて手を引くことが多いです。ヤミ金からの請求が法的に認められないことが明らかであり、弁護士の介入により、被害届を出したときにも警察がきちんと捜査する可能性が高まるためです。

 

ヤミ金業者にとっては弁護士を敵に回すことは望ましくありません。

 

また、弁護士の介入であれば、ヤミ金業者との対面も最低限は保てます。特に反社会的組織を背景に持つヤミ金業者は「メンツ」を重視する場合も多く、素人が安易な対応をすることは危険です。

 

弁護士に依頼することで、依頼人の安全確保、解決までの期間、解決できる可能性のすべての面で、最も優れた方法といえます。

 

ただし、弁護士によって対応や費用が異なるため、事前に相談してから依頼することが望ましいです。

 

闇金を熟知した司法書士なら警察とも手を組んで取り立てを確実に止めさせます。

 

090金融に過払い金請求はできないがお金が返ってくることがある

知らず知らず数年にもわたり090金融からお金の貸し借りをしているケースがあります。

 

過払い金請求もしたいところですが、闇金業者は違法ですので残念ながら過払い金というもの自体発生しません。

 

ただ、今まで支払ったお金が返ってくるケースはあります。

 

方法は弁護士や司法書士がやり取りしていた口座を凍結させ、被害者に分配するというやりかたです。

 

いろんなケースがありますので具体的にできるかどうかの判断は法律家に聞くことをおすすめします。

 

090金融の闇金ならこの法律家が完璧に解決してくれます。

 

ウイズユー司法書士事務所

代表司法書士 奥野正智

大阪司法書士会第2667号

簡裁認定番号第312416号

 

ウイズユー司法書士事務所、奥野正智司法書士により2014年に大阪で開設され、特に闇金問題の解決に特化しています。

 

5万件以上の闇金問題の解決実績を持つ、闇金に強い司法書士事務所の一つです。

 

闇金業者からの取り立てや嫌がらせを最短で即日中に止めることが可能です。

場合によっては、元金の返済が不要になるよう交渉することもあります。

 

また、人柄もよく、相談者の立場になって親身になって対応してくれます。

 

 

家族や友人にも闇金や消費者金融から借りていると絶対に知られないように徹底的にプライバシーを守ってくれます。

 

費用も分割・後払いも可能ですので安心して無料相談してください。

 

 

 

事務所名 司法書士法人 ウイズユー司法書士事務所
司法書士 奥野 正智
会員番号

大阪司法書士会第2667号 / 簡裁認定番号第312416号)
大阪府行政書士会第7123号)

所在地 〒530-0044
大阪府大阪市北区東天満2-9-1 若杉センタービル本館7階
設立 2014年
電話相談 無料相談 0120-326-046
電話受付営業時間 9:00〜21:00
メール相談 24時間受付中

 

まとめ

たった2〜3万でいいと思って、掲示板やネットで電話1本で借りたい気持ちはわかりますが、返せるはずもない利息がつきますので必ずいつか行き詰ります。

 

手を出してしまったら早急に何かしらの手を打ちましょう。

著者,監修者

法律ができればその抜け道をさぐり知識にうとい素人を巧妙に餌食とする悪知恵がはびこるのが常です。

多くの人は法律が守ってくれることを知らず、不当な取り立てに悩まされてしまいます。

貴真面目な人ほど悪質業者の手口の犠牲になりやすいです。

当たり前の権利を知っていただき是非解決してください。

 

闇金で悩んでおられる方は下記のページを参考にして下さい。

即日対応して闇金解決!闇金の取り立て無料相談でおすすめの弁護士・司法書士

 

消費者金融やカードローンの借金で悩まれている方は下記のページを参考にして下さい。

【債務整理でおすすめの弁護士と司法書士】弁護士や司法書士の選び方 メリット・デメリットや口コミ以外で判断するポイントを解説

 

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関西大学ファイナンスコースを専攻し卒業。金融を学び、FP2級の資格を持ち、WEBサイトを運営している40代。

 

■参考サイト

経済産業省

ヤミ金融対策法の解釈について

 

当サイトに掲載されている弁護士は日本弁護士連合会、司法書士は日本司法書士会連合会に登録されています。

 

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